2006年05月23日 21:25
先日、野菜編を書いたら、次なるネタが沸々とわいてきた。
ハイ、今度はお菓子編です!
砂糖天ぷら。というといきなりカロリーが高そうな琉球式ドーナッツ、いわゆる「サーターアンダギー」です。
沖縄方言では「サーター(砂糖)」+「アンダー(油)」+「アギー(揚げ)」と、3つの単語からなるが、宮古方言では「さた(砂糖)」+「パンビン(天ぷらとか…小麦粉を使った加熱食品全般を指す)」の2語。パンビンの語源って何だろう…というのが目下気になるところ。
落花生。ピーナッツ。沖縄本島でいう「ジーマミー」です。よって「ジーマミー豆腐」は「ズマミ豆腐」となる。
もとの音は「地豆」。宮古方言の特徴として、発声時の呼気が強すぎて母音がよくすっ飛ぶ([zu ma mi] → [z ma mi])。細かいが、「ズマミ」より「ヅマミ」と書いた方が実際の発音には近い気がする…。
タンナファークルーという沖縄のお菓子が、宮古人の言いやすいように転訛。
ところでこのお菓子の名前の由来について、「玉那覇さんちで作られた黒糖のお菓子だから」説と、「このお菓子を作った玉那覇さんが色黒だったから」説の二通りを聞いたことがあるのだが、どっちが本当だろう(注:「クルー」=沖縄方言で「黒」)。玉那覇・黒。意味通りに宮古方言にすると、えーと、「タンナフフフォーッフォ」?
…ごめん、悪かった!
沖縄方言で言うヒラヤーチー(平焼き)。「鍋パンビン」です。ガイドブックが紹介する言葉を借りると「沖縄風チヂミ」。でも、韓国料理みたいに辛みはないですよ、家庭にもよると思いますが。
&8230;発想はあるんだけれど、実際書き留めてみたら思いつくのはたった4つだったり。
う~む。これも、思いついたら追加する式でいこう。